伊藤 功(いとう いさお)

技術職員
出身
宮城県
研究
レーザーARPESのための高繰り返しコヒーレント真空紫外光源の開発(2011.4-)
光周波数コムのための狭線幅時計レーザーの開発(2011.4-)
FPGA, LabVIEW, 有限要素法などなど(2011.4-)
加速器制御、ビーム位置計測、偏光制御用移相器、電子銃励起レーザー(2004.4-2011.3)
一言
加速器屋から心機一転、一人前のレーザー屋になれるように頑張ります。
略歴(コメント)
仙台育英高校 卒業 (野球で有名だが、進学もそこそこ頑張ってる。)
東北大学 理学部 物理学科 卒業 (一番行きたかった学校。思い入れは人一倍強い。)
東北大学大学院 理学研究科 物理学専攻 修士課程修了 (超伝導研究に従事。)
東京大学 物性研究所 軌道放射物性研究施設 (加速器開発に従事。)
同 極限コヒーレント光科学研究センター (レーザー開発に従事。)

業績

学会発表

  • 伊藤 功
    「LabVIEWによる測定システムの開発」
    第11回東京大学物性研究所所長賞授与式、2014 3/17
    ISSP柏賞をいただきました。
    電磁石制御(RTOS)とレーザー制御(FPGA)について発表しました。
    物性研で加速器の仕事をすることに対して、ものすごく不安に思っていましたが
    加速器で身に着けた技術や実験に向かう姿勢が今の自分の強みになっていると実感しました。
    発表スライド
  • 伊藤 功,中村卓磨,小澤 陽,小林洋平
    「Ybファイバーレーザー光周波数コム用狭線幅レーザー」
    第60回応用物理学会春季学術講演会、3/27-3/30、神奈川工科大学
    小林研に移ってから2年がかりの仕事。
    ようやく動き出したCWレーザー=>コム担当だった卒業生のみなさん、遅れてごめんなさい。
    神奈川工科大学は気が遠くなるほど遠かったけど、また行ってみたと思えるほど素敵なキャンパスでした。
  • 伊藤 功,山本遇哲,小澤 陽,小林洋平,辛 埴,Xiaoyan Wang,Chuangtian Chen,渡部俊太郎
    「KBBF結晶を用いた高繰り返しコヒーレント8eV光源の開発」
    第72回応用物理学会学術講演会、8/29-9/2、山形大学
    前任のポスドクさんが作ったレーザーを光電子分光に使えるレベルまでハイパワー化しました。
    小林研に移ってはじめにした仕事です。
  • I. Ito, T. Kawasaki, N. Nakamura, D. Yoshitomi, Y. Kobayashi, K. Torizuka, Y. Honda
    「DEVELOPMENT OF AN YB-DOPED FIBER LASER SYSTEM FOR AN ERL PHOTOCATHODE GUN」
    The 1st International Particle Accelerator Conference (IPAC10), Kyoto, Japan, May 23-28 2010.
    IPAC10
    エネルギー回収型ライナックの電子銃励起用レーザーのデモ機作りました。
    この仕事を機に加速器業界からレーザー業界にシフトしました。
  • 伊藤 功、篠江憲治、中村典雄
    「SPring-8偏光制御アンジュレータ用電磁石型移相器のためのフリップコイル直流積分磁場測定システム」
    ナショナルインスツルメンツ、 物性研ニュース
    LabVIEWとPXIシステムでACとDCの両方の磁場を精度よく測れるシステムを作りました。
    加速器制御屋としての集大成。SOR施設で学んだことのすべてが詰まっています。
    いろんな人に褒めてもらえて、加速器の仕事に就いて良かったなと思いました。